展示期間中のギャラリー内の様子や展示作品はインスタグラムに写真投稿しております。
気になる方はそちらをご覧ください。
ギャラリー蛇足 企画展
「わたしのなかのモットー展vol.2」
自分を支えている言葉、モットーや座右の銘を形にしていただく企画展で、今回で2回目になります。十一名の方々が展示します。会場では、ご観覧いただいた皆様のモットーも募集しております。ぜひご覧ください。
あなたのなかに
大切にしている言葉はありますか
その言葉は
どんな色や形をしていますか
本企画展では
表現されたモットーを展示します
誰かが大切にしている言葉は
人の心を明るくする物語があるかもしれません
▶︎会期:2025/8/26(火)〜9/14(日)
▶︎時間:日・火 14:00 - 17:00/土 18:00 - 21:00
▶︎会場:ギャラリー蛇足(南九州市頴娃町上別府2196−2)
▶︎観覧無料
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<ギャラリーからの感想>
夏の終わりの約3週間、県内外からたくさんの方に足を運んで頂きありがとうございました。
展示物を通して、個々人の哲学や生き様を問うという、形にするまでの過程が複雑な企画ではありましたが、参加者の皆様の内側から創り出された奥行きのある展示物が並びました。
個人的な経験から感じ、考えられたモットーは、その人を形取る言葉のように思えてきます。
ご観覧いただいたお客様からも、たくさんの発見や共感の声をいただき、また「改めて考えると、自分のモットーってなんだろう?」 と足を止めて考えてくださる方も多かったです。
現代を生きる私たちは、膨大な情報の量に振り回されてしまいそうなこともあります。そんな時に、行動哲学となるモットーがあれば、自分の道を見失わずに進めるのかもしれません。
モットーは、その時々によって形を変えて現れます。第3回があれば、ぜひ皆さまのモットーをシェアしていただければ嬉しいです。
各作家さんの出展作品とエピソードは、過去の投稿に掲載しております。
ぜひじっくりとご覧ください。
出展作家の皆さま、ありがとうございました!
▶︎出展者
きよら
moto @o2o_grm
たいぞう @taizo_info
raiming @nyororin4
牛若 @ushiwaka9
くぅちゃん @ku5995
Coyote
せい一 @sakonakaseiichi
Nagisa Yoshimoto @nagisakoubou
ネコライター5月の風猫 @orangebb45
どこんじょうせんすいくらぶ @guts_diving_club
習字研究社えい教室企画展
「ちいさな習字教室の
ちいさな作品展 Vol.3」
普段は未就学児(年長さん)から高校生までが毎週
丁寧な字を習得すること、昇級・昇段を目標に
学年に応じて硬筆や毛筆の作品を書いています
2023 年の春に Vol.1を開催して以降、一年間練習してきたことを
保護者の方・お友達、見知らぬ人に“観てもらう”こと、
自らの字の上達を子どもたち自身に確認・発見してほしいと、
発表の場にしております
たどたどしく不器用な線 それでいてのびやかで素直
おおらかさと生真面目さ 観察眼の鋭さ 溢れる元気や粘り強さ
作品それぞれに子どもたちの個性が光ります
▶︎会期:2025/7/27(日)〜8/9(土)
▶︎時間:日・火 14:00 - 17:00/土 18:00 - 21:00
▶︎会場:ギャラリー蛇足(南九州市頴娃町上別府2196−2)
▶︎観覧無料
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<ギャラリーからの感想>
3年目となったこちらの企画展では、生徒さんの成長が見られたり、新しい子たちの元気な文字が増えたり、それぞれの作品が輝いていました。子供達の文字の特徴を見入って、元気のお裾分けをいただくように、微笑むお客様の顔が印象的でした。
自由課題として設けられた色紙の作品では、それぞれの観点が面白く、人柄がとても溢れていましたね。
古語の使い方など、気になるところは、在廊いただいた久保山綾子先生に教えていただくこともでき、勉強になることも多かったと思います。
また、展示会場に浮かぶ手鞠の作品も、とても素敵でした。習字の作品ととても相性がよく、また空間全体をうまく彩っていただきました。(こちらの手鞠の作品は、習字の先生の霧島のご親戚の方の作品とのことです)
会期中は、来場者の方々からご感想をたくさんいただきました。
ご意見・ご感想BOXへの投函をくださった方々もありがとうございました。
一昨年、昨年に続き、Vol.03をギャラリー蛇足で開催してくださった @oyatsunomise 習字研究社えい教室さん、誠にありがとうございました。
追伸:今回、子どもたちの展示に混ざり、実は大人3名(先生含む)の作品も展示してありました。
ギャラリー蛇足管理人もそのうちの1人です。
半年ほど久保山先生に習っておりますが、大人になってからの習字は、凝り固まったものを解いていくような感覚で実に新鮮です。
墨をすり、筆を取り、紙に丁寧に文字を書く時間は、大人の私にはとても贅沢な時間のように感じます。
久しぶりのギャラリーコレクション展です。
ギャラリーを運営する私たちが、好きで集めたコレクションを展示します。
この期間中は、私たち管理人とも比較的お話しやすいと思います。ギャラリーの雰囲気を見るのもよし、雑談を希望されるもよし。
ワークショップやお仕事の相談もどうぞ。
これを機に気軽に遊びにいらしてください。
▶︎会期:2025/6/29(日)〜7/19(土)
▶︎時間:日・火 14:00 - 17:00/土 18:00 - 21:00
▶︎会場:ギャラリー蛇足(南九州市頴娃町上別府2196−2)
▶︎観覧無料
Paradiso Ei 企画
末吉勇「おじいのこだま展」
「海で拾ったヤシの実、皮をむいたらね、顔が出てきたんだよ。かわいくて、何か作ってみたくなったんだ。」
おじいが拾ったもの、見つけた形
感じたもの。自然と話すように手を動かして生まれた、ちょっとふしぎで、ちょっと笑える立体作品たち。森の声、海の気配、風のいたずら。
そんな「こだま」が、作品ひとつひとつに宿っています。
どうぞ、のんびり見に来てください。
《同時開催》南礼奈 写真展「シチリアのちょっとした日々のひとかけら」
シチリアで過ごした日々で見たものです。ちらっと覗き見してください。
▶︎会期:2025/5/18(日)〜31(土)
▶︎時間:日・火 14:00 - 17:00/土 19:00 - 22:00
▶︎会場:ギャラリー蛇足(南九州市頴娃町上別府2196−2)
▶︎観覧無料
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<ギャラリーからの感想>
長い歳月をかけて集められたヤシの実と流木、おじいの手によって生まれたこだまたち。
自然の作り出した不思議な表情は、驚いた表情であったり、戸惑っている表情であったり。それぞれが可愛く、ヒソヒソ話しかけてくるようで、おじいの人柄、ユーモアが宿っているように感じられました。
展示物のスピーカーや孫の手などを見て、おじいの器用さと柔軟さに驚かれるお客様も多く、既におじいの作品を持たれているファンもたくさん来てくださいました。
..........
また、同時開催となった、南礼奈 写真展「シチリアのちょっとした日々のひとかけら」では、礼奈さんの貴重な経験を見せて頂きました。
シチリアならではの色彩や食文化の中には、黒豚など鹿児島との食材の共通点もあり、身近に感じられた方もおられたかと思います。
ギャラリーとしましても、遠く離れた鮮やかな食を、ここギャラリーの近くのお店( @paradiso.ei07 )でお客様へご紹介できるのを嬉しく思っています。
..........
おじいとお孫、2代での楽しい展示となりました。
改めまして、おじいこと末吉勇さん、南礼奈さん、素敵な作品展を有難うございました!
フランスで活動されている渡瀬陽子さんの作品展です。線に感情をとどめ、空間を創り出す作品は、見る者に新しい感覚を与えます。鹿児島に縁のある渡瀬さんは、展示後にはフランスで活動を再開されます。この機会にぜひご覧ください。
「小さい頃から、筆で線を引くことが好きでした。
心を落ち着かせる黒い墨、全てを受け止める柔らかい紙、 身体の一部になってくれる筆。シンプルで既に美しいものたち。
雲のように、水のように、芽生えては流れてゆく様々な 想いや感情のひとつをとどめるために、これらの素材を通して新たな線の世界が生まれます。
エゴで出来た作品たちが、出会いの場、交流の場を 与えてくれるので、私はこれからも作り続けて行けたら、と思います。」(Yoko Watase)
▶︎会期:2025/4/1(火)〜20(日)
▶︎時間:日・火 14:00 - 17:00/土 19:00 - 22:00
▶︎会場:ギャラリー蛇足(南九州市頴娃町上別府2196−2)
▶︎観覧無料
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<ギャラリーからの感想>
「書」をベースにした現代美術の作品群。
水や光、影などのどこか朧げなものが、Yokoさんの強い想いと相まって、繊細な形となってそこにあったように感じました。
コンテンポラリー作品は、評価が難しいと言われたりもします。しかし、Yokoさんの作品には、そもそも表現にカテゴリは必要なのか、と改めて考えることができましたし、固定化された芸術への評価を変えてしまうような、しなやかな強さがあったように思います。
ギャラリーとしましても、空間を使った展示・インスタレーションでしたので、箱型のギャラリーならではの良さが活かされたと思います。また、このような現代的な作品展示が、ここ南九州市という都会から離れた場所で見ることができたのは、私たちにとっても良い経験となりました。
展示に合わせて流していた映像作品では、Yokoさんの作品制作に対する考え方や、製作されている環境など、なかなか聞くことのできない内容もありました。お客様はもちろん、作り手の皆様にも刺激の多い映像だったと思います。
改めまして、Yoko Wataseさん、素敵な作品展を有難うございました!
渡瀬陽子企画「フランスから届いた書道展」
鹿児島出身で、フランス在住の美術家・渡瀬陽子さん。フランスでは書道教室もされています。この展示では、国境を越えて届いた生徒の作品はもちろん、日本の文化に対する想いも展示します。また、8日にはフランス人生徒の皆さんも、1時間ほどリモートで在廊される予定です。
「15年来、フランスで書を教えています。今回は、私の南九州市への移住に伴い、約一年間リモートでフランス人の生徒たちと授業を続けた成果を、作品展として発表することになりました。日本の方に見ていただくことは、生徒たちにとって大きな励みになります。ご観覧頂けましたら幸いです。」(渡瀬陽子)
▶︎会期:2025/3/4(火)〜9(日)
▶︎時間:日・火 14:00 - 17:00/土 19:00 - 22:00
▶︎会場:ギャラリー蛇足(南九州市頴娃町上別府2196−2)
▶︎観覧無料
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<ギャラリーからの感想>
興味を持った書の道を極めんとして、日々フランスで取り組まれている生徒の皆さん。
「日本人に見てもらうのは恥ずかしい」という気持ちを語られている方も多かったですが、堂々とした作品に感嘆の声を上げたお客様も多かったのではないかと思います。
生徒の皆さんのアンケートでは、全てを削ぎ落とした時間を過ごすことに魅力を感じている方が多かったと思います。
それは、日々マルチタスクに追われる私たち現代人に共通して欠けている時間かもしれません。
今回の展示に際し、渡瀬さんは地元の小学校との交流やフランス人生徒とのリモート在廊など、様々なことを企画してくださいました。
また、フランスから来日中の生徒サラさんとアンヌ・マリーさんにも展示を手伝っていただきました。
フランス人生徒の皆さまや、ギャラリーのお客様、展示に関わった皆さまにとって、この展示が何かのキッカケになればうれしいです。
ギャラリーとしましても、国境を越えて届いた作品やフランスとのリモート交流会の様子を見ていると、僻地に立地していることを忘れてしまうような、新しい可能性を感じました。
改めまして、渡瀬陽子さん、素敵な企画展を有難うございました!
追伸) 展示室内に置いておりました、フランス人生徒の作品案内は、ギャラリーに置いていただけることになりました。もっとゆっくり見たかったという声も多かった冊子です。ぜひギャラリーに来られた際にお読みください。
鯵四十郎 絵画展「気まぐれ」
鹿児島で絵画・写真とマルチな活動をされている鯵四十郎さんによる展示です。
今回は絵画に絞った展示となり、より一層、鯵さんの世界が見える空間になるのではないかと思います。
開催期間は2週間です。ぜひお越しください。
▶︎会期:2025/1/12(日)〜25(土)
▶︎時間:日・火 14:00 - 17:00/土 19:00 - 22:00
▶︎会場:ギャラリー蛇足(南九州市頴娃町上別府2196−2)
▶︎観覧無料
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<ギャラリーからの感想>
1人の作家が描いたと思えないような作風の幅がありながら、でも不思議と鯵さんの世界感で繋がっている絵画展でした。
鯵さんの関わっている世界や経験が幅広く、作風に表れているのではないかと感じました。
また、一般的にはフレームアウトさせるような題材も、絵の中に取り込んで描いてしまうところに鯵さんの魅力があるように思いました。
そして、全日程在廊くださった鯵さん、本当にありがとうございました。直接お話しできた方も多かったと思いますし、感想を紙に書いてBOXに入れてくださった方もたくさんおられました。
作家さんは感想や意見を楽しみにしています。また、来場者も作家ご本人とお話しすることで、作品の見方が変わったり深まったりするところが面白いところだと思います。
そして、ギャラリーとしましても、多くの方にご来館いただきまして、広くなった駐車スペースが活躍し一安心、嬉しい限りでした。
あらためて、ギャラリーへお越しくださった皆様、広報等にご協力くださった皆様、ありがとうございました。
ジルダ・シェネ写真展「見える」
(Gildas Chéné / スペシャルゲスト みかん)
南九州市在住のフランス出身グラフィックデザイナー、ジルダ・シェネさんによる写真展です。
今回のタイトルには、日本語で「見える」という言葉を選ばれています。
私たちの普段の「見る」という行為から、その結果以上に、もっと何かが「見える」とき。幾つかの気付きを伴った私たちの感覚は、この2つの言葉「見る」と「見える」をつなげます。
同じ視覚的な情報(写真)を見て、私たちそれぞれに何が見えたのか。お客さまに感想を伺うのが楽しみな展示です。
また、今回はゲストとして、ジルダさんと交流のあるみかんさんの写真も展示いたします。
▶︎会期:2024/12/7(土)〜29(日)
▶︎時間:日・火 14:00 - 17:00/土 19:00 - 22:00
▶︎観覧無料
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<ギャラリーからの感想>
写真で「見えている」ものから、何が「見えてくる」のか。
前回のジルダさんの写真展に比べ、開聞岳など固有名詞のある写真もいくつかありました。しかし、くっきりはっきり写されていないその姿に、墨絵や絵画のように「見える」という感想も多くありました。
また、本業がグラフィックデザイナーのジルダさんによる、グラフィック的な要素で構成されている写真は、写真を趣味にされているお客さまに新鮮に映ったようです。なぜこの瞬間を撮ったのか、なぜこの被写体を選んだのか。作家の視点やモノの見方、意図が見え隠れする展示会でした。
また、ゲストのみかんさんの写真は、中学生の見る鮮やかな世界と、反面しっかりと落ち着いた深い世界も捉えてあり、その二面性が同時に見える展示だった思います。お客さまからは、写真を見るからに、咄嗟の判断力が優れている子だと思う、という感想もありました(実際に私たちもそうだと感じました)。
また、展示してある写真には、あるものが共通して多く収まっていましたが、実はみかんさん本人には対象として見えていなかった(写り込んだだけ)ところも興味深かったです。
改めて、私たちは何を無意識に「見て」判断してしまっているのか。いろんな「見える」があった展示でした。
それから、本展示で初公開となったジルダさんの描く、仮面や妖怪のイラストも多くの方の目に留まったようでした。少し怖いような、でも愛嬌のあるキャラクターたち。何をしているんだろう、どういう妖怪なんだろう、とイメージがどんどん湧いてくるイラストだったように思います。今後の展開に期待したいですね。
ギャラリーとしましても、敷地内の空き家を解体し、駐車場を広げてから初めての展示会でした。早速、6〜7台の車が停まる日が数日あり、今後の運営方法にも手応えのある改良だったと感じることができました。
師走で慌ただしい中、展示を見て過ごすというひとときの為に、ギャラリーへお越しくださった皆様。ありがとうございました。
ギャラリー蛇足企画展「Colours vol.2」
ギャラリー蛇足企画展のお知らせです。
10月から、企画展「カラーズ」が始まります。
企画展「カラーズ」は、毎回1色をテーマカラーに掲げるギャラリー蛇足主催の企画展です。第2回のテーマカラーは「赤」です。
出展作家12名による、秋を彩るそれぞれの「赤」の表現をぜひご覧ください。
▶︎日時 2024年10月1日〜11月3日
▶︎日・火 14:00 - 17:00/土 19:00 - 22:00
▶︎観覧無料
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<ギャラリーからの感想>
「あか・赤・アカ・紅……」をテーマに、中学生から大人まで12名の作品が、様々な形・表現で集まりました。
思い出や記憶の中の赤、現在進行形の赤、色から連想するものって、こんなに人それぞれなのだなと、今回も実感いたしました。
各作家さんの出展作品とエピソードは、過去の投稿に掲載しております。
じっくりご覧くださいませ。
出展作家の皆さま、本当にありがとうございました!
▶︎出展作家 (順不同)
かいえだひろし @h.kai.art
ネコライター5月の風猫 @orangebb45
Studio HINAMI Ori Tahiti @studio_hinami
せい一 @sakonakaseiichi
どこんじょうせんすいくらぶ @guts_diving_club
mitsuco @ate_playa
牛若 @ushiwaka9
火山灰アーティストKYOCO @hi_kyoco
グッツサカグチ @walk3gucchi
chito
蓮子淳一
p.s. たまに聞かれるカラーズの英単語の綴りですが、ギャラリー管理人Sの経験からイギリス英語(colours・学校では教えてくれない方)を使用しております。
漣俊介 一コマ漫画展「You Talk Too Much」
世界はもっとシンプルかもしれない。
ウィットな笑いと、ときどき風刺。
南九州市在住のデザイナー、漣俊介による
一コマ漫画展「YOU TALK TOO MUCH」。
一コマ漫画集2巻・3巻の発売記念展。
開催日=2024/09/07 ~ 2024/09/22(入館無料)
時間=日火14時〜17時、土19時〜22時
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<ギャラリーからの感想>
一コマだけで、クスッとさせるウィットな笑いや、ニヤッとさせる毒のある笑いの展示。
ギャラリーからはフフッという笑い声が漏れ聞こえてくる楽しい期間でした。
新聞の風刺画だったり、欧米でcartoonと呼ばれ親しまれている一コマ漫画。
華やかな分野とは言えないかも知れませんが、たくさんの方に興味を持っていただけたようで、嬉しく思います。
会場に設置した「一コマ漫画のお題」のリクエストBOXには、トータルで38個ものお題が投函されておりました。お客様が一コマでの表現を面白がってくださった結果と思います。
展示期間ではお題を全て描き切れなかったため、宿題として引き続き楽しく描かせていただきたいと思います。
(描けたお題は本人のアカウントで継続してアップしてまいります。@sazanami_kfpsz )
また、本展示に合わせて発売となった一コマ漫画集の2巻・3巻も手に取ってくださる方も多く、ご自宅や職場でパラパラとめくって気分転換をしていただければ嬉しいです。
一コマ漫画は、既知の事実や風習を、少しだけ裏切ることで成り立っています。退屈に思える世の中も、少し変化を加えるだけでクスッと笑えるものになるのかもしれません。
ごちゃごちゃした世の中に負けずに過ごしていきたいものですね。会場へお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
(s)
Mai Fukusako写真展「Un día -ある日-」
南米ペルーで生活した1年半。
ある日の風景写真を言葉とともに。
期間:8/13(火)〜8/31(土)
—メモ—
2018年10月から2020年5月まで、JICA海外協力隊への参加で、ペルーの首都リマで暮らしました。
あまり生活の記録写真を撮っておらず、配属先の博物館で日々多くの撮影をしていたからか、撮ることから離れたかったのかもしれません。
そう思うと、ペルーの暮らしで自分がシャッターを押し収めた写真は、どこか適度な距離を持っている数少ない味方のような気がします。
そんな写真たちを展示します。
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<ギャラリーからの感想>
遠く地球の裏側にある国、ペルー。
2年という決められた期間で、その地を漂う存在として、見えてきた異国の暮らし。
色彩と砂漠。騒音と静寂。物売り、大胆さ、願い、逞しさ、主張、死生観。
暮らしの中で残された写真には、日本で暮らす私たちにとって、相違点も共通点も、まだらになってそこに存在し、不思議な色彩を放っているように見えました。
違うこともあれば、同じこともある。この認識があるだけで、世の中は少し平和になるのではないかなと感じる展示でした。
ちなみに、展示の動画にペルー鹿児島県人会の映像もありましたように、移民政策で鹿児島とペルーは結びつきの強いものがあり、現在も多くの日系の方々が暮らしています。お客様からも、国を渡った親戚や知人家庭のエピソードを聞かせていただけることもありました。
土着の習慣や文化に加え、スペインから流入した文化、日本からの移民を含む他国から持ち込まれたものなど、さまざまな異質が時間をかけて融合され、それでいて強く残るペルーらしさ。
これまで遠く離れたペルーという国の、メディアから与えられるイメージは固定されていたものかもしれませんが、しかしこの展示で人々の暮らしをご覧いただき、遠くても近い国として感じていただけたのではないかと思います。(管理人S)
お越しくださったみなさま、感想をくださった皆様、ありがとうございました。
また、諦めていた「終わらないパズル」は、皆様のご協力で半分も進みました、ありがとうございました。
そして今回、自宅でも楽しめるペルーセットということで、ペルーで感動したもの3つをオリジナルクッキーにして販売いたしました。
製造にご協力くださった @oyatsunomise さん、大好評でした!ありがとうございました♪
そしてそして、期間中、福迫さんのペルー同期の @hirokoenadachi さんが、ペルーの飲み物チチャモラーダを送ってくれました。来てくださった方に振る舞いチチャモラーダをすることができました!ありがとうございました!
習字研究社 えい教室 企画展
「ちいさな習字教室のちいさな作品展 Vol.2」
普段は小学2年生から高校生までが毎週丁寧な字を習得すること、昇級・昇段を目標に作品を書いています。昨年の春に Vol.1を開催。今年は夏休み初旬、一年間練習してきたことを保護者の方・お友達、見知らぬ人に“観てもらうこと、自らの字の上達を子どもたち自身に確認、発見してほしいと思い企画しました。
たどたどしく不器用な線 それでいてのびやかで素直。おおらかさと生真面目さ 観察眼の鋭さ 溢れる元気や粘り強さ
作品それぞれに子どもたちの個性が光ります
▶︎開催期間
2024年7月27日(土)〜8月6日(火)
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<ギャラリーからの感想>
昨年のVol.01に始まり、Vol.02の今回は、昨年もお見かけした生徒さんのお名前が並び嬉しい限りでした。
ギャラリーに入り作品に囲まれると、不思議と凛とした涼しい気持ちになりました。
来場者からも同じようなご感想があり、書いている時の緊張感や真剣な気持ちが伝わったのではないかとお話しました。
課題の文字とは別に、自分で考えて調べて書く色紙の作品もあり、それぞれの性格や今興味を持っている事などが表れていました。
普段、丁寧な字を習得すること、昇級・昇段を目標に作品を書いている小学生から高校生の生徒たち。ギャラリーで他の人たちに観てもらうという経験では、普段との感覚の違いに気がついたかもしれません。
また会期中は、来場者の方々からご感想をたくさんいただきました。
ご意見・ご感想BOXへの投函をくださった方々もありがとうございました。
そして、先生の粋な計らいで会場に現れた七夕の笹。
旧暦の七夕に合わせて、来場者にも参加していただき、短冊に書かれた願い事がカラフルに並びました。こちらは最終日の夕方に、@oyasai.rinfarm りんふぁーむさんの畑をお借りして、お焚き上げを行いました。
皆さまの願い事が叶いますように。
Vol.01に続き、Vol.02をギャラリー蛇足で開催してくださった @oyatsunomise 習字研究社えい教室さん、誠にありがとうございました。
ギャラリー蛇足 コレクション展
ギャラリー蛇足では、久しぶりにコレクション展をしております。
新しい作品も増えました。
国内外の作家の視点を是非ご覧ください。
ギャラリー見学やワークショップ 「お香作り/ガラスボトルで作る風鈴とコップ作り/サイアノタイプ(太陽が出ている日限定)」 のお問い合わせもお待ちしております。
▶7/2(火)〜7/16(火)
▶日・火 14:00 - 17:00
▶ 土 19:00 - 22:00 (ナイトギャラリー)
Nagisa工房「ちいさな仏さま展」
祈ることは自分へのリマインダー。
「今日も一日 平穏に過ごせますように」
こころの中で祈るとそうなる様に自然と行動する。
「いつもありがとうございます」
感謝の気持ちを持つと一日にたいして丁寧になる。
「この子の病気が良くなります様に」
どこにももっていきようのない不安な気持ちの拠り所。
自分だけのちいさな仏さま。
祈ることでこころが少し穏やかになる。
Nagisa工房ならではのあたたかいデザインの陶器作品展です。
期間:2024/5/21〜6/16
日時:日・火…14:00〜17:00/土…19:00〜22:00
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<ギャラリーからの感想>
一つひとつが個性的な仏さま達は、名前がある方もいましたがほとんどはNagisaさんのオリジナルの仏さまでした。
高校時代のアメリカ留学中に出会った陶芸。そこで自由な発想を学ばれ、その後の進学・就職と、長く陶芸の道を歩まれております。
陽だまりのような、やわらかなあたたかさのちいさな仏さまたちは、紛れもなく作家・Nagisaさんの手から気持ちの込められたものでした。
Nagisaさんご本人が今回の展示の挨拶文で、これまでの人生で起きた、仏さまを作るきっかけになった出来事に触れてくださっていました。
それを見てくださった来場者の方々が、ご自身の出来事をNagisaさんにお話ししてくださる場面もあり、みなさまも、日々色々とある中で、普段は表に出して言えないこともあったかと思いますが、たくさんの仏さまに囲まれて、自然と言葉が出てきたように感じます。
ご感想を書いてくださった方々もありがとうございました。
今回、たくさんの仏さまが県内各所のお家へお迎えいただく事となりました。
みなさまの日々の生活の中で、心のよりどころとなればギャラリー蛇足としても嬉しく思います。
私たちは展示期間中、日々の出来事にバタバタしているような日でも、仏さまを見つめていると、すっと仕事モードに入ることができました。
皆様の生活でも、リマインダーとなってくださると思います。
また、ワークショップにご参加いただいた皆さま、出来上がりまで楽しみにお待ちくださいませ。
最後に、ギャラリー蛇足で展示をしてくださったNagisa工房さん、ありがとうございました。
県内外で展示をされているNagisaさんから、作家としての姿勢や心持など学ばせていただくことが多く、ギャラリー蛇足も我々自身も成長できたのではないかと思います。
ギャラリーを使用してくださる作家の方々や、来てくださるお客様に育てていただいている事を、あらためて実感いたしました。
そして、広報にご協力いただいた店舗の方々、個人の方々もありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ギャラリー蛇足企画展「世界の寄り道展 vol.2」
公募で集まった10名の参加者の、海外の旅の写真や思い出の物をエピソードと共に展示します。
ひとつとして同じ旅が無いのが面白いところ。
この春はギャラリー蛇足で世界旅行へ。
期間:4/2〜5/5
時間:日曜日と火曜日/午後2時〜午後5時
土曜日/午後7時〜午後10時
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<ギャラリーからの感想>
たくさんのお客様から、旅の思い出話、今後の旅の話、旅をする理由なども聞かせていただきました✨皆様のそれぞれの旅の形が、どれも素敵で、うずうずするお話でした。
この企画展に思い切って応募してくださった皆様、ギャラリーにお越しくださった皆様、ありがとうございました🌏
旅は、人生において寄り道かもしれませんが、その寄り道は人生に大きな変化を与えることがあります。
さらに、その経験を共有すると、周囲に影響を与えることも、行動を働きかけることもできるんだな〜と感じました。
思い立ったがなんとやら。本企画展が、皆様の次の行動のキッカケになればとても嬉しいです🐾
旅に出る人は、自ら動く人だと思います。
(旅に限らずですが)受け身でやり過ごす理由はいくらでも作れると思います。
それでも、自分を動かしていく気持ちや行動力を、ギャラリー蛇足は大事にしたいです。
私たち自身も、自ら動ける人間でありたいなと、そんなことを感じた展示でした。
次回の企画展も楽しみにお待ちくださいませ。
改めまして、お越しくださった皆様、旅をシェアしていただいた展示参加者の皆様、ありがとうございました!
参加者(順不同)
moto @centralvillage1977
東郷明佳 (SAHCHAS) @sah.c.has
岩崎泰依 (チャルカレー) @charcurry2021
中西かおり
浅尾朱美 (とよひかり珈琲店) @14hikaricoffee
ことうのぞみ @cototoc
迫中誠一 @sakonakaseiichi
西薗みなみ @3na3.12
吉永京子 (ネコライター5月の風猫) @orangebb45
漣俊介 (ギャラリー蛇足) @sazanami_kfpsz
どこんじょうせんすいくらぶ 写真展
「ちいさな命おおきな宝物〜南さつまの海より〜」
2000年春にスタートした夫婦バディのプライベートダイビングチームです。”どこんじょう"とは名ばかりで、あまりハードなダイビングは好みません。ゆっくりまったりと海中をさまよい、生き物探しと水中撮影に夢中になっています。
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鹿児島県薩摩半島西部に位置する南さつま市の沿岸は、変化に富んだ美しいリアス式海岸です。東シナ海に面するこの海域は、地球上で最も生物多様性の高い「コーラル・トライアングル」と黒潮を通じてつながっており、とても豊かな生態系を育んでいます。この海に魅せられた私たちは、20年以上に渡って通い続けダイビングによる水中撮影を楽しんできました。
しかしながら近年、地球の自然環境は急激に変動しつつあり、海の中もまた例外ではありません。それでも生き物たちは健気にしかし逞しく暮らしています。そんな彼らの生き生きとした姿や暮らしぶりの一端を少しでもお伝えすることができ、水中世界の魅力を共有することができましたら幸いです。
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<ギャラリーからの感想>
大人も子供も目を輝かせ、写真や動画を眺めていた姿がとても印象的な展示でした。
本写真展の作品では、どこんじょうせんすいくらぶさん(以下、どこせんさん)の経験と技術のおかげで、身近な海に棲息する生きものたちの、素の部分を見せていただきました。
学術的に見てもレアな生物もいたそうで、ダイビングや環境保全に興味を持った方も多かったのではないかと思います。
どこせんさん在廊中は、いろんなお話を聞かせていただき、すべてが新鮮でした。海や生きものたちへの愛情や敬いをとても感じました。
私たちは多種多様な進化を遂げた魚たちに魅了され、人間はこれからどのように進化をするべきか、共存とは、そんなことも考えたりもしました。
今回の展示で、これから海を見るときの気持ちや視点が変わった事は間違いありません。
ちなみに、どこせんさんは4月に福岡で展示を予定されているそうです!たくさんの方に知って頂きたい世界ですね。お近くの方はぜひ。
あらためまして、どこんじょうせんすいくらぶのお二方、お越しくださった皆さま、広報に携わってくださった皆さま、有り難うございました🙏
かいえだひろし 絵画展「そらと光の風景」
指宿市在住の、かいえだひろしさんの個展。
何十年と描くことを続けているかいえださん、たくさんある作品の中で、今回の個展では「そらと光の風景」をテーマに作品が並びます。
ぜひ皆様、お越しくださいませ。お待ちしております。
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<ギャラリーからの感想>
かいえださんは絵を描き続けて30数年になります。
これまで多くの公募展に参加されておりますので、県内各所の美術館などで作品を目にした方もいるのではないかと思います。
「友人や美術教室の子供たちと展示はしてきたが、自分で企画して、自分の作品だけを展示するのは今回が初めて」ということでした。
長年描き続けていると、描いているものに、まとまりや流れが見えてきたそうです。
今回の展示では、ガジュマルや空や海、子供、ご実家の家などの作品を中心にギャラリーをぐるっと包み込むような展示でした。
かいえださんの絵画は、半具象。つまり、見たものを手掛かりにしながら心象風景を描いているとおっしゃっていました。お客様の中には「なんだか懐かしい」とのご感想も多々あり、それは、かいえださんがコメントで書いてあるように、だれの心の中にもある“原風景”に触れたのだと思います。
2月3日のギャラリートークでは、かいえださんと長い付き合いのある同僚の 合志さんと一緒にトークを繰り広げてくださいました。お話の内容が、美術が初めての人にもわかる言葉で話してくださり、とても親切に感じました。
美術・芸術・アート、ついつい私たちは特別なものと見てしまいがちですが、かいえださんは「絵を描くことは人間にとって普通の欲求、当たり前のこと。大人になっても表現活動を大切にしてほしい。」とおっしゃっていたのが印象的でした。
そして、ギャラリートークの最後には、合志さんと一緒にギターと歌と紙芝居を披露してくださいました。(“あそびうたサークルぱすてる”という活動もされています)
こちら是非、アーカイブをご覧ください。
普段のかいえださんを知る方々は「かいえださん忙しいのにどうやったら描く時間があるんですか」と口々に仰られていました。私たち管理人も、かいえださん5人くらい影武者が存在しているのではないか、と思っちゃうくらいです。特別支援学校勤務・いぶすきチャレンジ教室・あそびうたサークルぱすてる、などなど。
そんな中でも、ギャラリー蛇足で展示をしてくださって本当に嬉しかったです🙏
ありがとうございました!
また、今回の展示の広報をお手伝いくださった方々、快くフライヤーを置いてくださった店舗の方々、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
ジルダ・シェネ写真展「空間と線について」
フランス出身のグラフィックデザイナー、ジルダさんの写真展 「 空間と線について 」 が始まります。ぜひお越しください。
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現実のかけらを取り巻く環境から抜き出して、それらを別の角度から見ることがテーマです。文脈を奪われたこれらの要素は、もはやありのままの姿ではなく、不確かな次元の空間に描かれたグラフィックな形となります。いつ、どこで撮影されたかは大したことではなく、私たちの目は画像の空間を旅しながら、目が捉えるものをただ解釈しようとします。−Gildas Chéné
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<ギャラリーからの感想>
本写真展の作品は、これ見よがしなものではなく、「観る側を動かす」作品だったように思います。だから本当に感想がさまざまでした。
被写体のつくる空間と線が、構図を生み、色彩を得て、展示空間に浮かぶ。
時が止まったようで、蠢いていて、見たこともないのにノスタルジーを感じたり。
ジルダさんの仰るように、写真は窓のようなものであり、そこを覗き込んだ方々の、それぞれの物語が始まっていたのがとても印象的な展示でした。
毎日在廊してくださったジルダさんも、皆様の感想に興味津々でした。
またジルダさんの見ている世界に触れてみたいですね。
私たち自身も期間中、グラフィックデザイナーのジルダさんと美術家の陽子さんから、たくさんのことを学ばせていただきました。
フランスと日本の類似点・相違点、ギャラリーの在り方、作家としてのマインド、、、言い出したらキリがありません。今後の活動や運営に活かしたいと思います。
また、ギャラリー蛇足としましても、今後もギャラリーの独自性を考え、ひとつひとつの展示を大切にして向き合っていきたいと思います。
ジルダさん、陽子さん、お越しくださった皆さま、有り難うございました🙏
ギャラリー蛇足企画展「Colours vol.1」
ギャラリー蛇足企画展のお知らせです。
企画展「カラーズ」は、毎回1色をテーマカラーに掲げるギャラリー蛇足主催の企画展です。第1回のテーマカラーは「青」です。
出展作家10名による、夏を彩るそれぞれの「青」の表現をぜひご覧ください。
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<ギャラリーからの感想>
「青」をテーマに10名の作品が様々な形・表現で集まりました。
作品を見て何かを感じ取り、キャプションに書かれたエピソードでそれが深まり、作家さんと話された方は、さらに考えが広がったのではないかと思います。
私管理人も、様々なご感想を直接いただきまして、途中から設置した箱の中にも、丁寧に書かれた思いをいただきました。ご感想を直接作家さんへDMされた方もいたようです✨
大変喜ばしいことです🍀
作品をはじめ、いただくご感想は、いつも私を色んな世界へ連れて行ってくれます。知らなかった世界、ちょっと自分と似ている世界。
まだまだ、色んな世界を見てみたいなぁと思っておりますので、今後ともギャラリー蛇足をよろしくお願い致します。
ぜひ皆さま怖がらずに遊びに来て下さいね(笑)
(実は、1人でふらっと来るお客様が多いギャラリー蛇足です。私も個で動くタイプなので、そんな方が大好きです。)
各作家さんの出展作品とエピソードは、過去の投稿に掲載しております💡じっくりご覧くださいませ。
出展作家の皆さま、本当にありがとうございました😊❗
〜出展作家〜
月と黒猫 @yamarumii
かいえだひろし @h.kai.art
ことうのぞみ @cototoc
堂園知恵子 @chiekodozono
りんね @rinne.0621
中村郁美 @rene.onioni
グッツサカグチ @walk3gucchi
弥栄きよら @kirakira_0912
ネコライター5月の風猫 @orangebb45
MaiFukusako @gallery_dasoku
習字研究社 えい教室 企画展
「ちいさな習字教室のちいさな作品展 Vol.1」
普段は小学2年生から高校生までが毎週丁寧な字を習得すること、昇級・昇段を目標に作品を書いています。昨年の春に Vol.1を開催。今年は夏休み初旬、一年間練習してきたことを保護者の方・お友達、見知らぬ人に“観てもらうこと、自らの字の上達を子どもたち自身に確認、発見してほしいと思い企画しました。
たどたどしく不器用な線 それでいてのびやかで素直。おおらかさと生真面目さ 観察眼の鋭さ 溢れる元気や粘り強さ
作品それぞれに子どもたちの個性が光ります
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<ギャラリーからの感想>
常連の方々、ふらっとお立ち寄り下さった方、生徒さんご本人、ご家族、同級生、学校の先生、日本語の方言を学んでいるイタリア人、本当にたくさんの方が文字をきっかけに集まりました。
そして皆さんが何かを感じ、何かを持ち帰られる姿を見ますと、やはり文字は伝えるために存在する技術であり、それを磨く習字教室がこの地方にもあって良かったなと感じました。
主催の習字研究社 えい教室さんがご案内で書かれていた『この春は、これまで自分たちの練習してきたことを、保護者の方・お友達、そして見知らぬ人に ″観てもらう″ ことを、子どもたちに挑戦してもらいたいと思い企画しました』
というこの言葉が、まさにピッタリの約1ヶ月間でした。
様々なご感想も頂戴しまして、誠にありがとうございました。
メモ用紙に書かれた、ご感想やエールを受け取った子どもたちのこれからが楽しみですね。
主催の習字研究社 えい教室さん @oyatsunomise 、ありがとうございました。
そして、初めての作品展企画開催、おめでとうございます!
文字を通した表現を、これからも楽しみにしております。
松本一哉 演奏会
3rdアルバム「無常」リリースツアー
2月26日(日)に音楽家・サウンドアーティスト・ドラマー 松本一哉さんの演奏会を開催いたしました(日曜のお昼と夜の2部)。
3rdアルバム『無常』の全国ツアーをされており、ご縁あってギャラリー蛇足にも御立ち寄り下さる事になりました。
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<ギャラリーからの感想>
いつかギャラリーで音楽イベントをしてみたいな〜、でもアンプは使えないし、、と思っていたところ、失礼な言い方をしますと、とんでもないバケモノに来ていただけました。
会場に選んでいただき有難うございます。
演奏の衝撃(一次情報)が大きいので、それを書いて伝える(二次情報化)が非常に難しい演奏会だったように思います。
演奏後、衝撃を処理しきれず立てずにいらっしゃるお客様や、演奏前後で音の感じ方が変わっているお客様の様子をみると、すごいものを見せていただいたな〜と改めて感じました。
SNSの投稿や動画では、あまりに抜け落ちる情報が多いので、書くのを躊躇した方も多いのではないでしょうか。
演奏を未体験の方から「どうだった?」と野暮な質問をされようなら「説明しても解らないと思いますが」と前置きしたり、どうやっても言葉で伝えきれないのがもどかしいので、説明すら放棄するかもしれません。
サウンドアーティストに作っていただいた体験を、言語化するのが間違ってる気がするんです。
ですが、それでも強いて書くならば。
というか、ギャラリーの開催報告として何か書き残さないといけません。
(以下は個人の感想となります。ぜひご自身の感想を大事にしてくださいね。)
まず、ギャラリーの共同経営者として書くならばですが。
松本さんが弦楽器の弦を擦るように、建物をなぞると、建物そのものが楽器になってしまいました。ギャラリー蛇足ってこんなふうに鳴るんだと驚きました。奏法を変えるごとに、ギャラリーそのものが振動で呻ったり、オルゴールの箱になったりする姿を見て、驚きを通り越して気がつけば笑っていました。
私たちや、ここで関わってきた方々との、色んな思いの詰まったこの建物を、楽器として演奏に使っていただいてとても嬉しく思います。
そんな演奏に浸りつつ、音漏れチェックやお客様の様子に気を配ったりしていたので、別会場でオーディエンスとしてじっくり見てみたいなと思いました。
次に、楽器を演奏する側の人間として面白かった現象です。
演奏の一部を言葉で表してみますと、叩いて出る音(①)が、他の叩いて出る音(①’)とぶつかり、
その音同士がぶつかった時に、キィィィィンという音(②)を生み出すんですが、その音(②)がアメーバのように固まったり弾けたりしながら浮遊しているのが見えました(目を閉じた状態)。
しかし、目で見る情報では①の動作音しか見えないので、目を開けると音の数が合わない状態になり、視覚に頼っていては処理できない状態でめちゃくちゃ面白かったです。何がどう鳴っていたのか。
もしかしたら③の音まで拾えた方もいたかもしれません。非常に面白い体験でした。
最後に、私個人として書くならば(S)。
音で共振ってありますよね。
音の振動・周波数に応じて、遠く離れた窓ガラスが勝手にガタガタ揺れたりする。あの現象で、演奏中に建物のあちこちから音がするんですね。
それで面白いと思ったのは、ある音の振動が私の琴線に触れたんですね。感情と関係ないので理由がよく解らないんですが。
で、この日は午後の部と夜の部、2回も演奏をしていただいたのですが、この2回とも同じ音の振動で反応したんですね。
まだ理解できてない現象ですが、心にも周波数みたいなのがあるのかもしれないなと思いました。そうすれば説明がつくんですが。
なんて書きつつ、言葉でいくら書いても、体験ってそれ以上なんですよね、と思ってしまいます。そんな体験でした。
アンプを使わない生音で、あの重低音の渦を浴びることができるなんて思いもしませんでした。
松本一哉さんは全国ツアーをされていますので、ぜひ会場へ足を運んでいただきたいと思います。
想像超えてビックリしますのでぜひ。
ギャラリー蛇足にもぜひまた来ていただきたいなと思います。会場に選んでいただき感謝です。
今日もどこかであの音の渦が生まれていると思うとゾクゾクしますね。
松本一哉様、演奏会に来てくださった皆様、有難うございました。
ギャラリー蛇足企画展
「わたしのなかのモットー展vol.1」
あなたを動かす原動力である、モットーや座右の銘を形にして展示していただく企画展です。
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<ギャラリーからの感想>
・モットーを形にするってどういうこと?とモヤモヤしながら来ました!
・小説のはじめを読んでいるみたいで、これから物語が始まりそう。
・どれも心にひびきます。
・エピソードがあると作品にグッと惹き込まれますね。
・この方の人生が垣間見える
などなど、ご来場下さった皆さまから頂いたご感想はここに書ききれませんが、何か心を動かすものがあった方も多いのではと思います。
年齢や立場、環境が変わると、その都度響く言葉も変わってくると思います。
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参加者9名の皆さまへ
言葉を作品として表現することにご参加下さりありがとうございました。
あなたの大切にしている言葉は、誰かの心を明るくてらしたかもしれません☻
株式会社谷口建築 企画展「TON TON FUNの 暮らしにまつわるエトセトラ展」
2022年11月からは、指宿市の建築会社「株式会社谷口建築」さんの企画展がはじまります。住宅オーナー様による「キリヌキ暮らしのフォトコンテスト」のほか、施工アルバムや模型、スツールのワークショップなど盛りだくさんの内容です。大工仕事に興味のある学生さんもぜひ。お越しになってご覧くださいませ。
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期間:11月1日〜11月29日
日時:日火 / 14:00ー17:00
土 / 19:00ー22:00
観覧料:無料
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<ギャラリーからの感想>
足を運んで下さった皆さま、インスタライブを見て下さった皆さま、そして、ナマ・イキvoiceを観て下さった皆さまありがとうございました😊🙏
期間中は、住宅オーナー様による「キリヌキ暮らしのフォトコンテスト」、施工アルバム展示、1/100模型展示、家具絨毯販売、 @wood.scale さんによるスツールのワークショップなど豪華な盛りだくさんの内容でした♪
建てる前も後も、こうやって周りを楽しませている谷口建築さんは、本当にTON TON FUNだなぁーと感じました😊
ぜひ、これからも建築業界をちょっと違った角度から盛り上げていって欲しいです♪
また、谷口建築さんはラジオ蛇足の屈伸にも以前出演されています。ギャラリーでは聴けなかったお話も聴けますので、ぜひ♪
そして、12月にはオープンハウスもありますのでチェックしてみて下さいね👍
谷口建築さん、wood scale さん、ご来場の皆さま、楽しい1ヶ月をありがとうございました🙏
はむ子 イラスト展『冒険は価値がある』
adventure is worthwhile
今月10月9日からは、鹿児島のイラストレーター、はむ子さんのイラスト展が始まります。繊細かつ温かみのあるタッチで描かれたドローイングです。ぜひお越しになってご覧ください🎨
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期間:10月9日〜10月30日
日時:日火 / 14:00ー17:00
土 / 19:00ー22:00
観覧料:無料
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<ギャラリーからの感想>
繊細かつ温かみのあるタッチで描かれた、はむ子さんのイラスト。
はむ子さん曰く、観に来て下さった方々との会話で色んな発見があったそうです💡
これからのはむ子さんの作品も楽しみにしております!
うえかまりえこ写真展「地中海の街角で。」
Los rincones del Mediterraneo - Barna
目を閉じると、地中海の青空やバルセロナの街角が浮かぶ。長年住んだ街の風景は、いつも心の中に記憶されている。バルセロナの人々やツーリストや街角を地中海特有の光と影が包み込む。私にとってバルセロナの街角は、今でも日常の風景。時々、懐かしくなって、その風景に逢いに行く。
バルセロナにある9つのビーチは、人々が交差する街角でもある。スペインは日照時間が日本より長い。陽気で、会話を愉しむのが好きだからか、戸外で過ごすことを好む人々のような気がする。街角には、自然と日常のストーリーがあって、私の日常とも交差している。夏から始まる街角の1年のストーリー。
ギャラリー蛇足企画展
「世界の寄り道 写真展 vol.01」
参加者10名が寄り道した各国の写真をエピソードと共に展示します。その土地を訪れた10名のリアルな声は、どの旅行雑誌よりも生々しいはずです。2022年、春の旅。ギャラリー蛇足で世界旅行をお楽しみ下さい。
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・藤田学(Pizzeria ill Timballo)…イギリス〜ヨーロッパ一周
・fu-…チェコ共和国
・mojo.245✂︎…大韓民国 KOREA
・吉永朝日(ビストロドイリー)…イギリス,フランス,スペイン,ポルトガル,フランス
・宮﨑泰(開聞山麓香料園)…ペルー
・吉永京子(ネコライター5月の風猫)…アメリカ(ニューヨーク,ノースカロライナ)
・児玉洋一(if401)…タイ(プーケット)
・高橋佑弥、友記子(湖畔のやぎ舎)…ガボン共和国
・田宮日出男…ミャンマー
・Wakako Diana (彫金工房 Hard な Heart)…ブラジル,アメリカNY
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<ギャラリーからの感想>
さて、今回の展示は、公募の参加者10名が寄り道した各国の写真を、エピソードと思い出のモノと共に展示致しました。
以下ご来場頂いた方からのご感想の一部です。
・旅行に行きたくなった。
・個性が強い。
・色んな文化や暮らし方があるのだから比べるものじゃないですね。
・展示物のレコードジャケットを見て、大阪駅でペルー音楽を演奏している人を思い出しました。
・韓国と北朝鮮が休戦中だったとは。
・やっぱりビーチに行きたいですね。
・旅行雑誌とは違う面白さ。
・早く旅に出たい。
・展示の仕方が面白かった。
・初めて知る国があった。
・写真家の写真じゃないのが面白い。
・机をひっくり返したような気持ちになった。
この企画展は年に1回開催したいと思っております。
初回の今回で得た事や学んだ事を、来年のvol.2に活かして参ります。
ありがとうございました☺︎
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参加者と国
・藤田学 @timballo2016 …イギリス〜ヨーロッパ一周
・fu- @oyatsunomise …チェコ共和国
・mojo.245✂︎ @mojo.245 …大韓民国 KOREA
・吉永朝日 @bistro_doily …イギリス,フランス,スペイン,ポルトガル,フランス
・宮﨑泰 @koryoen1941 …ペルー
・吉永京子 @orangebb45 …アメリカ(ニューヨーク,ノースカロライナ)
・児玉洋一 @if401 …タイ(プーケット)
・高橋佑弥、友記子 @goat_on_the_roof …ガボン共和国
・田宮日出男 @so29eos …ミャンマー
・Wakako Diana @hard._na_.heart …ブラジル,アメリカNY
漣俊介 イラスト展「四面戯画展」
仮面夫婦プロジェクトの右側、サザナミによるドローイング展示。
4つの会場に合わせ、描き分けたイラストを展示します。 描かれた意図を自由に読み取り、比喩のパズルをお楽しみください。